たとえばサッカーの試合を観戦している人の脳内反応は
プレイしている選手と似た反応を示している、という話がある。
ボクシングで選手がパンチを喰らったら、まるで自分が受けたかのように苦しがるし
美味しいものを食べている人を、見ている人も似たような反応が起こるらしい
僕はよく頭の中で
「こういう人がいたら嫌だなぁ」とか
「こんな事起こったら嫌だなぁ」と
嫌な事ばかり空想してしまう癖があるのだけども
その時、実際にあったわけでもないのにかなり不機嫌になる。
上の話と同じように、空想上の嫌な存在にストレスを受けているわけだ。
端から見ればアホなのかマゾなのかと問いたくなる光景だけども、
僕にとってはマジな話なのである。
それは調子が良い時も悪い時もやってくるので
大体いつもネガティブである。
一つの小さなストレスを、頭の中で連鎖的に増やしてしまうので
ちょっとした事で凹んだりする。
しかし実際に起きた嫌な事に関しては
「これは漫画のネタにできるかもしれない」と一歩引いて考えると
それが使えるか使えないかは別として、すっと胸の中の緊張がほぐれるのがわかる。
空想上の出来事に適用できないのがものすごく残念だけども
この回避方法はタフに生きるコツの一つかもしれない。
脳内で考えている事は、思ってる以上に影響力があるという話だけども
それはきっとポジティブな方向にも働いたりして
「脳内お花畑」の人からしてみれば、本当のお花畑にいるのと変わらないだろうし
「こういう事があったらいいな」とか
「こんな人がいたらいいな」とかいうのを空想する人は
まるで実際にあったかのように幸せな気分になるだろう。
そのへんのネガポジを切り替える方法などあれば知りたいけど
高校の頃から5年ぐらいずっと変わってないので
たぶんこの先も変わらないんではないかなぁと思う。
世界は頭の中にあるのか外にあるのかわからんなぁという話でした。
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