今朝、発表された新元号をテレビで見て、振り返るとインコが変な格好で寝ていました。
翼が浮いていたのでおかしいと思ってすぐに手にとると、首がくたんとしていました。
朝起きてエサと水を換えて、好物の豆苗をゲージにつけてやって、
30分も経ってなかったと思います。
声をかけても揺さぶっても何の反応も無く
だんだんと消えていく体温を掌で感じながら
やけに冷静な頭で「これからどうしよう」と考えておりました。
7歳でした。
僕が専門学校に通っていた頃、学校の近くのペットショップに通い
2、3千円ぐらいで買った雛でした。何羽かいるなかで一番マイペースそうな奴を選んだ記憶があります。
挿し餌から育てて、ベタなれの手乗りインコになりました。
壁を勝手に齧ったり、原稿用紙を齧ったり、僕の頭にうんこをしたりと
大変自由に育った一人娘でしたが
何の断りもなくいきなりいなくなってしまいました。
あの時こうしていれば、とか
もっと好きなもの食べさせてあげたかった、とか
だいたいそういうのはいなくなってから後悔するものですね
結構好きにさせてあげてた気はしますけどね。
鳥かごや用品を片付けてしまうと、部屋がずいぶんと広くなった気がします
余った餌とかどうしようとか、鳥かごまた使うことあるのかなとか
冷静なのか放心なのかわからない状態です。
僕が一人で暮らすようになって、ずっと同じ家で暮らしてきたので
振り返るといるのが当たり前だったし
夜中なんかは起こさないように静かにする癖がついてたし
肩に乗った数十グラムの重さを感じながら机に向かったり
毎日飲み水と餌をとりかえる習慣がありましたので
それが無くなって
たぶんこれから、いなくなったのを自覚していくんだな、と思います。
久々のブログ記事がいきなり死んだペットの話で
読者の人からしてみたらなんじゃこりゃかもしれませんが
どこかに吐き出しておかないと整理がつかない気がしたので
めったに見られることのないブログにしたためた次第です。
まぁツイッターと比べたら人の目につくような場所じゃないし
個人的な話でもいいよね。
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