とっても大事な事に気付いたので書く
漫画のネタは身分不相応のスケールで使うべきだという事だ。
僕はまた描けないスパイラルに陥っていて
今も徹夜ファミリーなんだけども
ふと気付いたのだった
僕は世界史の勉強してたわけじゃないし
別に西洋史好きなわけでもない
故にイメージが出来なくて当然なのである
それをウンウンうなって考え込んでいるのは
とっても馬鹿な行為だとわかっていなかったのである
好きな物をネタにするってのは
好きだからよく知っていてイメージしやすいからって事でもあって
元社会人の漫画家とかやってきた事が作品に反映されたりするわけで
さらに適材適所というか向いてるジャンルってのもあって
ONE PIECEの尾田先生が
「萌え萌えのラブコメが描きたい ドンッ」
と言われてもウーンとなるであろうなのだ
大ヒットしてる作家ですら素人目にも不向きなジャンルがある事はわかるのに
初心者漫画描きは自分の事をよく知らないから
向いてるジャンルとかわかんないのだ
僕は今日気付いたけど。
さらに初心者は過去の作品というものが無い事が多く、自分の作風という物がわからない
だから身の丈にあってないスケールの話を描こうとしちゃったりするのである
他人のだと「おいそれはちょっと無理でないの?」とわかるもんだが
自分のとなると気付かないもんである
だから、こんな漫画を描いたらヒットするんでないかという目論見が正しかったとしても
それが描けるか否かは別問題だという事だ。
去年の持ち込みで担当さんに言われたのは
映画観るなり本読むなりしてインプットしなさいと
つまりは人生経験を補えと
イメージできるものを増やせと
そういうわけだったのである
一年経って気付いたのである。
アホか
時代劇ものを描くからといってDVDを借りてきても、ザ付け焼き刃でしかなく
頭の芯にまだ入ってない事が自分でもわかってたはずなのに
ウンウンうなって一丁前にスランプかましてたのだ
アホだ
デビューできるレベルってのはその先にあるのかもしれないね
あと一つ気付いた
喧嘩はいけないことだと、角を折られ育てられた僕らは
バトルが描けない
ラブコメ漫画が増えてるのもそういう背景があるのかもしれない
PR